不思議のるつぼ

ほんとうのことも たいせつなことも ふしぎのなかでかがやくまほう

傷と身体と記憶

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怪我をすると、痛みを味わいたくなくて

 

その部分のグラウンディングが深まらない

 

ということが起きがちだ

 

意識をしっかり入れると、痛みをじっくり感じることになるから

 

無意識に、少し浅くなる

 

 

それと同じようなことが

 

身体的な怪我ではなくて、心理的なショックや傷つきを

 

身体状況とセットにして身体が記憶していて、グラウンディングが弱まるということが、起きていたりする

 

 

身体というのは、ものすごい情報量を物質化しているようなものなので

 

身体の奥深くに眠っている記憶を、身体からのアプローチによって掘り起こすこともできるし

 

心理的な状況を身体を使って再現することで、その時の身体への記憶のされ方を掴むこともできる

 

 

身体は記憶装置

 

脳だけじゃなくて、身体も丸ごと全体を使って、記憶というものは、なされている

 

だから、誰かの体に触れる、ということはその人の過去も現在も未来も含めたその人の人生に触るようなものなのだと思う

 

神聖な行為だな、と思う

 

 

他者の身体には、敬意と愛をもって、触れたい

 

 

過去の感情を扱うワークを通して、さらにグラウンディングを深めていって

 

不要な力みが極力ない状態の身体になっていく

 

ただそこにいるだけで癒しが起こる

 

そんなひとになっていけたらいいなと思う

 

 

ランニングしてて2回も転んで、膝を打って擦りむいて痛いけど

 

生きるって楽しいなって思う

 

 

おやすみなさい!

 

 

2022/3/4/Fri