2022/2/6/Sun
大好きな友人に、リサイクルショップを隈なくめぐってそこに眠っている好きなデザインのものを買ってきて
ピカピカに磨いて保管することをライフワークにしている人がいる。
その人のそういった物に対する愛は、ちょっとすごい。
近辺のバイクで行ける範囲のリサイクルショップを網羅し把握して
リサイクルショップの中をじっくり見て歩いて、そこから自分好みの物を発掘する。
そして持ち帰って、ピカピカにきれいに磨きあげる。
その物が本来持っている良さがちゃんと輝くように。
この人のコレクションは、きっとすごいことになっている、と以前ほんの一部を見たことがあるだけだけど
私は確信している。
その人は、着ている服や持ち物も、隅々までちゃんと自分が気に入っているものだけを集めて身につけているのがわかる。
そして、ちゃんと食べたいものを食べたいように食べている。
その人とその人の身の回りのものが調和していて全部がその人らしくて、そこに美が宿っている。
だから見ているとなんだか和むというか、いいものを見ているような気持ちになる。
自分が、高校生の頃に通っていた美術予備校の講師に小島圭男さんというアーティストがいて
高校生の私にいろんな面白いものの見方を教えてくれた。
「表現ってなあに?」という私の素朴な疑問に答えて圭男さんがFAXでお手紙をくれたことがあった。
表現っていうのは、なにかの作品を作ることだけじゃなくて、何を身につけて、どんな風に歩くかとかも含めて
ありとあらゆる行為が表現なのだよ〜ってイラストも描いて私に伝えてくれた。
そのことを思い出した。
ごっちゃごちゃの埃と手垢にまみれた物しかないようなお店から見つけてもらった物たちは
ピカピカに磨かれ、静かな部屋で、新たな使い手の元に渡る日を待っている。
友人が、コレクションを手放すと決め、ピカピカになって胸を張る物たちが店に並ぶのを見るのが楽しみだ。
私は「その人がその人らしくありのままで輝くこと」の手伝いをしたいというのがライフワークだけど
「その物の持つ本来の良さを見つけ出して磨いて輝かせてあげる」ことをライフワークにしている友人と
やろうとしていることはそんなに変わらないかもしれないな、と思う。
人か、物か、の違いなだけかもしれない。
できる仕事をして忍耐の対価として得られる収入という世界から
その人それぞれ、自分がついつい好きでやってしまうライフワークから
ちゃんと収入が得られていくという世界に移行していく時なんだろうな
と、今年は特に強くそう思う。
どんどんその感じは加速していっていて
BTSが世界的に大ヒットして旋風を起こしているのもまさに象徴的だなあと思って見ている。
彼らは、本当に歌って踊ることが好きで好きで止められない人たちだ。
放っておくとすぐに歌ったり踊ったりしてしまう人たち。
好きだから、ついやっちゃうし、自然に「上達したい」という気持ちが湧いて止まらないから練習するし。
少しずつ、変革が起きつつある世界に私たちはいる。
好きなことや楽しいことを羅針盤にして生きていったら間違いない。
忘れちゃった人は、思い出せるといいよね。
というわけで、今日はここまで。
今日のチャネリングメッセージはこちら↓
つらいとき かなしいとき
今のあなたが 今のあなたになるまで
支え はげまし 力になってくれた存在のことを
ふり返ってみて下さい
あなたは たったひとりだけの力で
ここまで やってこれたのではありません
数多くの存在たちのおかげで
今こうして あることが できているのです
感謝をささげましょう
そうすることで あなた自身のエネルギーが
浄化され また新しい一歩を
踏み出す ための エネルギーに
なっていきます
感謝をささげ 思いを届けることで
あなた自身に いやしが起きてゆきます
今すぐ それに 取り組み
また新しい扉を開いてゆくことが
できるようになります
友よ 美しき 存在
愛であれ そのままにして
光となれ
いつも 見守っています
そのことを 信じなさい
たとえ 信じられなくとも
私は あなたのそばにいます
いつでも 呼びなさい
私は 必ず 応えます
大丈夫だよ
あなたは ひとりぼっちではない
愛しています
今日のチャネリングメッセージは、珍しく自分にヒットして書き終えて読み、泣きました。
いつも「自分や、自分の発信を通してこれを読む人たちのためにメッセージをください」と意図して降ろしています。