LASヒーリングスクールから帰ってきて
数日間は身体的疲労に圧倒されて過ごし
それが落ち着いてきた頃
普段でさえ繊細な感覚がさらに強まり
心理的には内向という状態になって
あらゆるものごとを捉えるアンテナが全方向的に敏感になっていて
良くも悪くもかもしれないけど、以前よりさらにすこし無防備な感じがしている。
それで、これはたぶんヒーリングしてもらったこととも関連があるのだけど
「男性の性欲が怖い」という気持ちが自分の中にあることに気づいた。
以前からうっすら気づいてはいたけど、もう消化されていると思っていたら
まだ、全然あったぽい。
超感覚知覚が発達しているせいで、物事などを直感的に捉えて瞬時に「わかってしまう」ことが多々あってきたわけだけど
高校生の頃から男子たちのギラギラとした性欲を遠くからでも感じていたし「早く枯れてくれ、話はそれからだ」と思ってきたし
その後、恋愛の中で、セックスが楽しいってこととかにも開いていくわけだけど
同時にというか、先日書いた「かわいい」と言われておじさんに襲われた件もそうだけど
他にも何回も痴漢に遭ったり、もっと深刻な性暴力の被害を受けたことが少なく数えても2回はあって
そのうちの一つはいまだに誰にも言えてなかったりするわけだけど
それでもなんとか生き延びてきて、シスヘテロ男性との恋愛とかもしてきたし、深く愛することもあったし
幸せな時間もたくさんあったし、楽しくて気持ちいいセックスもしてきたけど
それ以上に、自分の繊細さが本当は尋常じゃないということを自分にも他者にも隠して生きてきたから
心の奥の方では、結構こわかったり、しんどかったりしてきたことにも、たぶん無自覚だったんだと思う。
今年になって毎日グラウンディングを深めてチャネリングをする中でより自分の感覚を認識できるようになってきて
LASヒーリングスクールで取り残されていた古い感情を扱ったりしたせいもあるしヒーリングを受けたからというのもあるだろう。
そういうことがあって、他者との境界をしっかりと捉えることができてきたせいというのもあるかもしれない。
性欲だって無くはないし、セックスすることだって結構好き。
だけど、男性の性欲そのものが怖い、という気持ちがある。
どうしても攻撃的な性質を感じてしまう。
そりゃそうだよね、女性の口や膣に勃起したペニスを突っ込んで、出し入れして射精するとかって
ちょっとその行為そのものに攻撃的な要素がゼロになるとは思えない。どんなに愛でもって行為したとしても。
それが悪いことだとも、思わないし。
ただ、自分の感覚的な問題なんだと思う。
そこにある、恐怖の感覚が、どうしたら癒えたり無くなったりするのかはまだよくわからないけれど
自分をちゃんと繊細な感覚の持ち主として認めて、自分でも優しく大事に接していくようにしながら
変容していけたらいいな、と思っている。
まあ、別にシスヘテロ男性とのセックスだけを前提にする必要はないし
そもそも挿入だけがセックスでもないし
というのはあるんだけど。
多分、こういうのって、日本に蔓延るポルノ産業とも深く結びついた問題だと思っていて
今までセックスしてきた相手がよくなかったとかそういうことなわけでもなく
性の営みとして見せられてきているものの質が良くないということや
性教育そのものが日本ではなされていないも同然なのもめっちゃ関係あると思っている。
自分もまともな性教育を受けてきたという自覚もないし
ただ実践するのみという状況の中にいて、嫌なことや危険なことをシスターフッドたちと情報共有してやってこれただけであって。
無防備すぎたという自覚もあるし、ヤバかったなという思いもあるし、実際ヤバい目にも遭ってきたし。
マジ、こういうのってどこから手をつけていけばいいのかなあとも思う。
せめてうちの子たちには伝えなくては、とは思うものの
いまだにちゃんとガチな話ができていないような状況で、恥ずかしくもあるのだけど。
性の話、すごく繊細なものごとを扱う話だから、なかなか難しいけど
もっとフラットに話し合っていけるようになったほうがよさそうだなあと思う。
私の身体は、私の神殿
世界を感受するアンテナとして生きている
だから、宝物に触れるように扱って欲しいのだ
自分でも、そういう気持ちで接しないとな、って思う
自分のことも、他者のことも
そういう意識を ついうっかり忘れてしまうことがある
だから、誰のことも責めたりは出来ないなと思う。
こうして書いて公開したり
誰かと話し合ったり
本を読んだり
しながら
少しずつでもいいから
誰もが自分の神殿を大切に愛おしみ
他者の神殿に敬意をもって接することが
できるようにお互いになっていけたらいいな
と思う。
2022/2/18/Fri